千葉に残る古い葬儀の風習1

Posted by admin on 2016年2月15日 under 昔からある千葉の葬儀の風習 | Comments are off for this article

千葉の葬儀の風習の中に、心が温かくなるようなものがあります。

葬儀の際に小銭をばらまいて、それを拾うのに近所の人が集まってくるという「小銭撒き」という風習です。

小銭を拾おうと、近所の人が集まってくるといいます。

もともとは神道の散米から来た葬儀の際のイベントとも言われています。

天寿を全うした故人が、千葉の地域の人に対する感謝の気持ちをこめて御礼をするというような意味合いもあるのだといいます。

五円玉の真ん中の穴に紅白の紐を通して、さらに紅白の水引が印刷されたぽち袋などに入れて、お礼状と一緒に配るところもあるそうです。

この水引を見る限り、葬儀であっておめでたいというお祝いのような気持ちが込められているのがわかります。

さらに千葉の農村部では、年寄り講がお題目を唱えながら、遺族が志として100円玉の入った袋を集まった人に配るというものがあります。

この100円は縁起の良いもので、もらった人も故人同様に長く元気に天寿を全うすることができるとありがたがられます。

千葉県と言っても、ほぼ東京都内と同様の都市的な生活圏では、それほど古くからの風習を見ることもなくなっています。

通夜ならば半通夜といって数時間で通夜の内容を終えてしまいます。

しかし一度都市部を離れれば、夜通し起きて故人を送り出す夜伽が行われている地域もまだあります。

夜伽は徹夜作業ですから、途中で食べ物を差し入れします。

その差し入れは夜伽見舞いと言われ、持ち寄った食事を夜食にする習慣があります。

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